まずは自分が行動!
株式会社IZAコーポレーション / 増田 雄紀
レストランでアルバイトをしていたので飲食関係で起業をしようかなとも考えていたのですが、正直迷っていました。 その時に知人から「防災用品って大事だと思うんだけどわかりにくくて買いづらいよね。」 という話を聞いて、「これだ!」と思い、防災用品を事業にしようと考えました。
起業をするときには周りの反対は無かったですね。応援していたのか興味がなかったのか(笑) 起業を考えてからはとにかく本屋に通いました。本を読んでいるとで「好きな事で起業しなさい」という本と「好きな事で起業するな」という本並んでいてどっちなんだ!と思ったりしましたね(笑)。本棚はネガティブ用とポジティブ用に分けてほしいですね(笑)
そうですね。好きな事を考えると服飾関係なのですが、防災用品の方がピンときましたね。 私は埼玉県の出身で、大きな災害の経験はないのですが、阪神淡路大震災の被害は大変なものだと感じました。
災害ではありませんが私自身も両親が亡くなっているので、大切なものを失う気持ちがよくわかります。だからこそ起こりうる被害を減らせるようになれば良いなと思い、防災に決めました。
最初は外国語の社名を考えていて、増田という苗字を直訳して「インクリースフィールド」と考えていたのですが、防災用品って「いざ」という時に必要だよねと言われた事がきっかけで「イザコーポレーション」と命名しました。
現在は防災用品を中小企業向けに販売しています。 企業にとって社員の安全確保は重要ですし、最近では企業の社会的責任や事業継続計画などが注目されているので、その支援ができればと思っています。
これからはショップページを作成し、個人向けにも販売していこうと考えています。
雨が降った時の対処法はみなさんすぐに思い浮かぶと思うんですよね。傘をさしたり、雨宿りをしたりと。それに対して、自身や災害となると、何をすればいい のかわかりづらいと思うので、防災用品が傘ぐらい身近に、普段も持って歩けるようになれば良いと考え、この言葉を使っています。
応急処置のためのバンドエイドや水、それから救助を呼ぶ時や防犯用にホイッスルも必要だと思います。
また、持ち歩くものではありませんが運動靴は交通機関がストップした後、帰宅するのに大変重要なアイテムです。
そうですね。今のところは一人一人の意識を高めてもらうことが大切だと思います。それから、防災用品がおしゃれなものになっていくべきだと思います。持ってないと「ダサイ」になったら最高ですね。
自社製品の開発は考えています。防災用品をおしゃれにデザインして東京ガールズコレクションに出たいと考えています。このことを色んな人に話すのですが、まだまだみんな「何言ってるんだ」と笑いますよね。
しかし、そういうものに出ることができれば意識が高まると思うんですよね。