人望とは、人を幸せにできる数
株式会社うちナビ 代表取締役 / 角南 圭
コンサルティング会社をやっていたときに、うちナビの前会社を担当することになりました。あるとき、お客さんでもあった会社の社長が、不動産会社 を辞めたいと口にしたのです。当時も、私は野球以上に燃えられるものはないと考えていましたが、チームのキャプテンをしていた経験から、キャプテンだった ら頑張れる、1つのものにみんなで向かっていくのであれば頑張れると感じました。
そこで、私がその会社を買い取り、2007年の2月9日に改めてうちナビを創業しました。 なので、もともと不動産業を変えることを考えていたわけではなく、たまたま不動産業界と縁があったという感じですね。
まだまだ苦労というものは毎日経験しています。人を育てる上での苦労もありますし、お金を借りに行くときの苦労などの1つ1つが苦労ですね。しかし、それは経営者であれば誰でも経験することだと思います。
なので、社長をしていれば当たり前なことだと認識しているので、毎日元気に働いています。
お部屋を探す仕事です。また、「人を育てる仕事」ということにも力を入れています。私は、たまたま目の前に不動産会社があっただけなので、不動産業界をどうしようとかは考えていませんし、人を育てたいなと思っているのです。
いつか近い将来「うちナビ」というものが社会の学歴になればいいなと思います。そうであれば、人を育てることが人を幸せにすること にもつながります。この仕事は、人と接する事が大きなウエイト占めるので、ビジネスモデルで勝つよりも人で勝ちたいなと考えています。
やはり1人の人間として、「株式会社日本」の一員として思いやりの溢れるうちナビマン、うちナビウーマンを輩出していくことができればそれが社会貢献に繋がるのではないかと思います。
今は少し頭が良くて、少しテクニックを持っていれば成功してしまう世の中だと感じます。しかし、やっぱり努力を重ねてきた人間、真面目に生きてきた人間が一番偉いじゃないですか。
頑張った人が馬鹿を見ない社会、地道に努力した人が成功できるような社会でないといけないと思います。そう思えるような希望を社会に与えたいですね。
社長宅合宿に限らず、やはり従業員との時間は大切じゃないですか。 これだけたくさん社長宅合宿を行ってきた中で、みんなでみんなのことを考え、みんなで会社のことを考え、みんなで乗り越えてきたということが大切ですし、これからも必要だと思います。
衣食住という絶対に無くならないフィールドにいるので、選ばれなかったとしても言い訳はできませんし、選ばれるお店づくりをしていれば、必ず選ばれ続けます。衣食住のうちの「住」を担っているということはとても幸せなことだと思っています。
辛いことと言いますか、感じることとしては、ビジネスマンとして、人間としてのレベルが低い人が多い業界だなと感じることです。それを私が変えようとは思いませんが、私たちが成功することで、わからせてやろうとは思っています。