学が無くても才があれば良い!
A.Cast.Partner’s 株式会社 代表取締役社長 / 根布 和明
最大の魅力は「良くも悪くも自分次第でできること」ですね。発想をダイレクトに反映できる。そして強者だらけの社会の中で存在感を出して行かなければいけない緊張感が今は心地いいです。何かを目指している人、挑戦している人は活き活きしてるのがわかるでしょ。仕事に夢中になれて、結果もダイレクトに返ってくるから面白いですよね。
学生さん皆さんも頑張っているので、僕からアドバイスすることはとても難しいのですが、強いて言えば「思ったことをやってみる。」という事ですかね。何でもいいです。より具体的に行動計画に落とし込んで。例えば、「ハワイに行きたい」だったら、「いつまでにいくら必要で、その為には今バイトをしなければいけなくて、、、」という風にいつもやっている事を大きくしていくんです。普段も「17時に渋谷に行くには15時には用事を済まして、16時半には電車に乗って、、、」て具体的にやっているでしょ。それを少しずつ自分のキャパを超えた事にしてトレーニングしていくんです。これって「思想を現実化する」作業なんですよね。
あとは、所詮1人でできる事は限られるので、強力なパートナーを今からキープしていく事ですね。
何人かの大人は「ゆとり世代の人間はだめだ」ってレッテルを貼って話していますが、私は逆で、授業時間が10時間から5時間になった分、空いた5時間で何かを得ているはずなんですよ。それはキツキツに授業に詰め込まれたものより大切なものかも知れない。だから、自分の才能に自信を持って何かに取り組んで欲しいです。
私は人生って右か左かの二択の瞬間の積み重ねだと思っています。多くの人は誤った選択肢を選ばないように、慎重になりすぎているような気がします。
でも、もし誤った道を選択したとしても、その道にしかないものを得られるチャンスがあり、意味はあると思うんですよね。私が一番大切にしているのは「最終的には自分の意思(インスピレーション)で決める」という事。他人の意思だと後悔になりますが、自分の意思だと失敗も納得できるでしょ。そのインスピレーションを鍛えるにも、先ほど述べた「引き出しを増やす」という作業が活きてくるんです。知識が多ければ多いほど○か×かの判断がつきやすいでしょ。
その上で、ぶっ飛んだ発想 をして行って欲しいです。キーワードは「人に迷惑をかけない」「社会に必要とされる」「どこかで泣く人がいない」という事。 勉強漬けの右へ倣えの世代では無理です。皆さんの世代にかできない事だと思います。期待しています。