若者みんなが留学できるインフラを作る
オーストラリア留学センター / 衛藤伸彦
そのデータは2~3年前のデータだと思います。震災後は増えていると感じています。
それはやはり、英語ができないとこれからグローバルに活躍は出来ないだろうと、日本の若者たちが日本の国の将来に対して、若干の疑問を持っているからだと思います。
最近では、公用語に英語を採用する企業が増えてきました。そういう要因もあり、若者の留学率は段々と上昇していると思いますよ。
そうですね。特に留学する前は全然未熟だった子が、タフになって一年後に帰ってきます。そういう人の成長を生で見ることが出来ますね。親になった気分です(笑)
前提として、誰もが変われるということです。
これからは、エリートが世の中を引っ張っていくのではなく、普通の人が底上げしていかないと日本は変わりません。今まで勉強していなかった若者が、留学を通してタフになっていく。そういう変化を見ると、若者のポテンシャルは本当にすごいなと常々感じます。
オーストラリアはワーキングホリデーの若者がたくさんいますが、その中でも高卒、中卒の方もたくさんいます。そういう方たちが勉強は楽しい、勉強したくなってきたと言ってくれる。そういう変化を見ると、若者が変わる瞬間というのはちょっとしたことなんですよね。
僕達のビジョンは、日本の若者達がもっと海外留学し、様々な経験が出来るようにするためのインフラ作りです。現地のしっかりとしたサポート体制や、費用の面でもムダなお金は払わせない、学生にとって最高の環境で学べる場を提供することです。
そこで、一人でも多くの若者が世界に出て、日本がこれから良くなっていくために頑張ってくれればと思います。
まずは、色々な経験をして欲しいです。なにより「タフ」になってほしいです。
その中から、とにかくどんなビジネスにおいても、必ず正解のビジネスモデルは存在するので、それが何なのかを死ぬほど考えて欲しいです。
もちろん、安易な気持ちで起業しても上手くいかないと思います。もちろん、最初に波に乗って成功することもあると思います。しかし、続けていく上で、そういう問題に必ず直面し考えなくてはいけない時がきます。あとはもっともっと世界を見て欲しいです。ビジネスのタネもたくさんありますし、世界を見れば、日本の良いところ、悪いとこのギャップが見えてきます。
ギャップに必ずビジネスチャンスはあります。ビジネスってあるギャップを埋める行為ですので。そういうギャップを見ることは日本にいるだけではなかなか出来ませんからね。