若者みんなが留学できるインフラを作る
オーストラリア留学センター / 衛藤伸彦
今回、インタビューさせて頂いたのは、オーストラリア留学センター 衛藤伸彦氏です!
1962年東京都生まれ。千葉大学文学部行動科学科卒業後、プラス(株)入社。
その後、マサチューセッツ州立大学ビジネススクールに留学し、(株)ベネッセコーポレーション入社。
教材編集、東京本部ビル建設プロジェクト、プラネタリウム運営責任者、新規事業開発(映像ビジネス)などを担当。
現在はオーストラリア留学センターの代表取締役として、留学生の支援をなさっています。
「留学を通し世界で通用するタフな人になってほしい」と語る、衛藤さんが考えるオーストラリア留学の魅力とは。
将来留学を考えている方、必見の内容です!
弊社はオーストラリアの法人で、日本からの留学生をオーストラリアで受け入れる仕事をしています。 日本の留学会社との大きな違いは、私たちは留学生の方から手配料やサポート費用などのお金はいっさい頂かないと宣言している事です。学校から頂く紹介料やマーケティング費用のみで経営できるビジネスモデルを作っています。
日本の会社であれば留学生を海外に送り出して終わり、の場合が多いですが、弊社では留学場所を「オーストラリア」に特化し、留学生にとって最適な5都市に自社オフィスを構え、現地で手厚いサポートをしています。
留学というとアメリカを思い浮かべる方が多いと思います。それはビジネスの世界では今まではやはりアメリカが世界の中心だったからだと思います。
しかし、これからの時代は自分の人生の中で、ビジネスの成功を目標とするだけでなく何が幸せなのかを考えながら世界に出て行くべきだと考えています。 オーストラリアという国は、ライフスタイル的にものんびりしていますし、OECDの調査によると国民の幸福度も世界で1位です。そういう国に日本の若者が行くことによって、新たな「幸せ」という感覚をしっかりと感じ取って帰ってきて欲しいと考えています。また、経済的なことを言えば、ビジネスの将来の姿を考えても恐らくヨーロッパはこれから大変な混乱が起きると予想されます。それに引きずられ、アメリカや日本も悪化していくでしょう。
そんな事態が起きるとしても、オーストラリアは資源国なので、経済的にもすごく安定しています。かといって、そんなに多くの人口を抱えているわけでもありません。ヨーロッパで起きているような、若者25~30%が失業してしまうようなこともなく、オーストラリアはいつでも人手不足です。
いきなりですが、オーストラリアの人口は何人だと思いますか?
大体合っていますね、正解は約2200万人です。国土は、アメリカと同じくらい面積を持っていますが、アメリカの人口は約2億人です。それに比べ、オーストラリアは2200万人しかいない。アメリカの10分の1です。
資源国ということですごく経済も安定していますし、アジア・オセアニア地区の英語教育のハブでもあります。
そういう要素を考えていくと、僕はアメリカよりもオーストラリアの方が将来の投資と考えると面白いと思います。今の日本人はアメリカに影響を受けすぎているかな、と感じます。
留学というのは人生においてめったにないチャンスです。そんなに簡単に得られる機会ではないので、その選択をする際は是非そういうことを考えて欲しいなと思いますね。
自分の人生はどうあるべきなのか、ライフスタイルはどうあるべきなのか、幸せって何なのだろう、などを考えられる良い機会にもなると思います。
例えば、東京で電車が3分遅れただけで、怒るお客さんっていますよね。オーストラリアだと3分遅れるくらいは日常だし、インドとかだと電車が来たらラッキーという世界です。そんなところでこれから皆さんはビジネスをしていかなくてはならないんです。
例えば、長時間労働はもちろんありませんし、休みはしっかり取れますし、時給も高いです。一世帯あたりの平均年収も日本を超えていると思います。
街の中にたくさん公園があって、子供たちが楽しそうに裸足で走ってたり、昼間からビール飲んでいる人もいますし、とにかく全てがのんびりしているんですね。ワークライフバランスがしっかりと取れているんです。